市街地の片隅にある、緑濃き静修の森。秋が深まるにつれ、樹々の葉はいつの間にか赤や黄になる季節を迎えています。真夏の折から、用務に携わる職員が下刈りや植栽木の間伐を含めての剪定作業に汗を流し、また防犯上の配慮から、バランスを考えつつやむなく一部木の伐採も行ってきました。その地道な努力が実ってか、「かなり森らしくなってきたね」と近所の方に声を掛けられることもあります。
ハルニレ、ナナカマド、イチョウなどそれぞれの色に染まる時期はずれていますが、雪舞う前のひととき、今しばらく私たちの目を楽しませてくれるでしょう。