こころを変え、行動を変え
運命を変えていく。
本校は、2022年に創立100周年を迎えました。現在は次なる100年のための投資として、新体育館(2024年8月完成予定)の建設と更なる教育環境の向上と整備に着手しています。
そのコンセプトは、「地域に開かれた高校」です。具体的には「学習だけではないさまざまな機会の提供」を実行すべく、一般の人々も利用できる開かれたコミュニティ空間の設置を検討しています。学校をただの場所ととらえずに、地域とのつながりを持つ場を目指していますが、入学される皆さんが不便なく、社会との接点を持つ機会を増やしたいという思いを持っています。
さらに、ITを活用した授業などデジタル化、スマート化に対応しうる教室づくりも行い、皆さんが過ごしやすい空間づくりに挑戦をしていきます。
私たちは生徒一人ひとりの「ココロスイッチ」を見つけ、そのスイッチを押す勇気を後押しする学校をビジョンに据えています。礼儀や社会で生きていく基礎となる学力の強化はもとより、より多くの「自分探し」の機会を提供して、高校教育の現場において唯一無二の役割を果たしていきたいと強く思っています。
また、本校の理念は生徒たちだけに向けたものではなく、「きちんと挨拶をして相手を敬う」ことは、生徒の手本となる教員や事務職員にも徹底しています。その上で、教職員研修を充実させ、先生たちの学びの機会や外部との接点を多く設け、新たな視点で業務に打ち込んでもらいたいと考えています。
加えて、教職員の働きやすさの改善と教育の質の向上をかなえるために、教育現場や部活動が抱える課題に向き合い、働き方改革をすすめています。国内および海外の提携校の拡大などにも取り組み、学校の体制をバージョンアップしていきます。
昨年4月より、中高生を対象とした起業のための学びの場「札幌静修スタートアップ道場」を開講しました。すでに2年前からさまざまな業界や業種を体験できる「ソーシャルグッド探検隊」も実施しており、これからも生徒が将来に希望と多くの選択肢を持てるよう、機会の提供に努めていきます。
時代の風を先読みして、最先端の教育とは何かを常に私自身も自問自答しながら、本校を最高に楽しく成長できる学校としてアップデートしています。皆さんと本校でお会いできることを楽しみにしています。
理事長