８月１日〜３日に東京都美術館（台東区）、かつしかシンフォニーヒルズ（葛飾区）で開催されたとうきょう総文２０２２ 第４６回全国高等学校総合文化祭東京大会書道部門において、２０２２年度高文連全道大会で道内１５００名の代表として推薦、選抜された１７名の１人として、本校３年生の西野君が総文祭書道部門に参加し、全道から集まった仲間と３日間の貴重な体験をしました。「今回の総文祭には文字に変化をつけたり、個性を出したりして、「高校生らしさ」や「自分らしさ」を楽しんで表現している作品が多くありました。一つ一つの作品に個性があり、その違いが書の楽しさを生み出しているのではないかと講評を聞いて感じました。講評集で私の作品には、『言葉と文字を効果的に表現するため、重厚な線質に潤渇の変化を工夫した作品』と書かれていました。自分の意図していたことが評価され、とても嬉しかったです。この総文祭を通して、同じ書道を学ぶ仲間と出会えたり、様々な表現や考え方に触れることが出来て本当に良かったです。これからも自分らしさを大切に書道を楽しんでいきたいです。」西野君。
展覧会場である東京都美術館では、３月末に決定させた出品作が額装され展示された姿で初対面。全国から集まった３００点の作品群の中にあって、大字による漢字創作はほとんど見当たらず、作品のもつ迫力の点からもしっかりと存在感を放つ作品となっていました。『闘志』と書いた出品作は、視覚効果として「黒の重厚な響き」と「余白の輝き」を意図し、鑑賞者には「少しでも何かを始めるきっかけになるような、エネルギーを感じてもらえたら」という願いをこめた作品です。

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