蒸し暑い夏の体育館。窓を閉め切り、懸命にシャトルを追いかける静修バドミントン部。8月22日から第67回北海道バドミントン選手権大会(旭川市)、8月25日から第19回全国私立高等学校選抜バドミントン大会(山梨県)がそれぞれ開幕する。
常に勝つことを意識し、高い目標を自分自身に課し、夏休み返上で練習に励む静修バドミントン部を取材した。
昨夏、全国の強豪校48校が参加した第18回全国私立高等学校選抜バドミントン大会(群馬県)で静修高校は予選リーグを突破し、13位と健闘した。しかし、関東で行われた全国の舞台は、想像を遥かに超える暑さとの戦いでもあった。上位トーナメント2回戦では、福岡県代表の福岡常葉高校と対戦し、力及ばず3対0のストレート負けを喫している。
毎日の苦しく厳しいトレーニングの中で、他の誰でもない“自分自身に負けない強さ”を持ち続けなくてはならない。選手たちとともにラケットを握りしめ、ハードな練習をともにする部顧問の横山匠教諭と副顧問の三浦誠司教諭の姿が印象的であった。
数々の卒業生たちが築き上げた伝統のクラブ、静修バドミントン部が大舞台で躍動する。