12月17日(金)、普通科総合3年生キャリアコースの選択科目「家庭γ」では、毎年この時期にペープサートの発表を行っています。前期は子どものからだや精神、人間関係など多くのことを学び、後期から実習に入ります。物語や人形も生徒が自ら作ります。初めは苦手意識や照れなどもありましたが、最後は2つの完全オリジナルの物語を堂々と素晴らしい発表をしてくれました。「家族のことを想い、その大切さを物語に表現することが出来ました。」との声も聞かれ、会場は温かい拍手に包まれました。新型コロナウイルスの影響から園児や大勢のお客さんの前での公演は叶いませんでしたが、企画、構成、演出を全て生徒で手掛けた経験を通して、主体的に考え、行動する力、仲間と協力する力、子どもを思う心が養われ、成長を感じることができました。
※ペープサート:日本生まれの人形劇の一種で、物語に合わせて絵などを描いた紙に棒をつけたものを動かして演じます。