昨年に続きJICA(独立行政法人国際協力機構)とのコラボレーション企画、JICA出前講座を実施しました。ユニバーサル科1・2年生を3つのグループに分け、JICA協力隊を経験された3名の講師に講義を行っていただきました。ユニバーサル科では「世界の現状、その中にある課題を知る」というテーマで探究学習プログラムを行い、JICA出前講座はその一環として位置付けられています。ザンビア・ソロモン・マラウイなど、普段あまり身近に感じない国だったこともあり、生徒たちも日本との違いに驚きながらとても興味を持って聞き入っていました。
ユニバーサル科の特徴は10週間の海外語学研修プログラムですが、私たちは“真の英語力”を身につけるためには単なる英語力だけでなく、その背景知識についても深める必要があると考えています。今後、生徒はJICA北海道を訪問しさらに理解を深め、語学研修で英語力を向上させた後、最終的には学んだ内容をもとに英語でのプレゼンテーション発表する予定です。ユニバーサル科では、コロナ禍であっても少しでも普段とは違う「非日常を体験」させ、「海外のことを知る体験」や「実際に海外の学生・教員との交流」など多くのイベントやプログラムを生徒に提供します。アフターコロナの海外渡航を見据え、生徒のモチベーションを維持し前向きに語学研修に取り組む心が育まれるよう、科をあげてサポートしていきます。